これで解決!ONTAPのボリュームの偏り問題!

IT備忘録

こんにちは!adminです。
久しぶりにエンジニアっぽい投稿をします←
需要があるかは分かりませんが、、、
備忘録としてここに記しておきます!

先日、プロジェクトを進めていくうちにある問題が起こりました。
ストレージサーバの構築中にそれは起こりました。
今回のプロジェクトでは某ストレージ筐体にONTAPというNetApp社のOSが搭載されております。
初めてONTAPを触ったのでいろいろと慣れないこともあり四苦八苦、悪戦苦闘しておりました、、、!

構成上、ホストサーバからISCSI接続でストレージサーバに接続されており、ホストサーバにVmwareをインストールしそこに仮想マシンを数台構築するようなイメージです。
ONTAPのスペース リザベーションはシンプロビジョニングで構成します。
ただ、何が原因でそうなったのか分からないのですがGUIの画面上ではシンプロビジョニングなのですが、うまく設定できていなかったのかシックプロビジョニングのような挙動をしていました。
それが以下の画像です。

プロジェクトの都合上、ボリューム名とSVM名は隠しますが、一番下のボリュームだけ
2TBのうち1.97TBになってしまい、新しく仮想マシンを作成しようとするとボリューム不足でエラーになる始末。。。
基本的には一番上と一番下のボリュームを使うので同じくらいの使用率であることが望ましいのですが
ものすごい片方に偏ってるんですよねぇ”(-“”-)”
サポートに相談したところ何かの不具合でシックプロビジョニングになってしまっているとのこと。

プロジェクトの都合上、ボリューム名とSVM名は隠しますが、一番下のボリュームだけ
2TBのうち1.97TBになってしまい、新しく仮想マシンを作成しようとするとボリューム不足でエラーになる始末。。。
基本的には一番上と一番下のボリュームを使うので同じくらいの使用率であることが望ましいのですが
ものすごい片方に偏ってるんですよねぇ”(-“”-)”
サポートに相談したところ何かの不具合でシックプロビジョニングになってしまっているとのこと。
なのでシックプロビジョニングに変更する必要があるとのことで教えてもらったコマンドを実行!

それがこちらのコマンドです!

cluster::*> lun modify -path * -space-reserve disabled

一応管理者モード?で実行しました。

cluster::> set advanced

実行結果を確認します。

cluster::*> lun show -fields space-reserve
vserver            path                        space-reserve 
 ------------------ --------------------------- ------------- 
 svm_01            /vol/path_01/iscsi_1         disabled      
 svm_01            /vol/path_01/iscsi_2         disabled      
 svm_02            /vol/path_02/iscsi_1         disabled      
 svm_02            /vol/path_02/iscsi_2         pdisabled      
 4 entries were displayed.

space-reserveが「disabled」になっていたら無事設定できています!

これで再度ボリュームの状態を確認したら、シックプロビジョニングの状態になっており
ボリュームの状態が正常になりました!
さすがサポートさん、ありがとうございます、、、!

また何か情報がありましたら記事書きます。
ではまた!

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